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Kiss 2 You
東方神起 2U/スキカップルの小説ブログです。 妄想と捏造で出来ています。
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雪流し 2


その日は昼過ぎから少し吹雪きはじめ、放課後家に向かうさなか飛ばされないようにと手で抑えようとした矢先に突風で飛ばされた制帽を拾うために古い小児科医院の敷居を跨ぐと、この寒い中薄水色の韓服を着た女の子が独り、南天の陰にしゃがみこんで雪うさぎを作って遊んでいた。
編み上げ靴で雪を踏むきしんきしんという音に気づいて、此方を振り向いたその子は、雪のように真っ白な肌と、南天の実のように紅い唇をしており、まるで彼女の手の中の雪うさぎの化身のようだった。怖がらせては不可ないなと、意識すると却って足がぎくしゃくとしてしまい、余計に不審に見えるのはいつも自己嫌悪の種だ。

「・・・誰?」
「あ・・・僕、その、帽子を・・・」
「帽子・・・?」

頭ではわかっていても、つい要領を得ない話し方になってしまう自分に少し恥じ入りながら、しかしそんなことにはまるで頓着しないほどに彼女が幼くて良かったと胸を撫で下ろした。

「風で、飛んでしまって、」

それでも、彼女の足元にある制帽を拾うのは失礼だろうかと躊躇を見せても、彼女は一向に帽子を拾おうとしないので、「失敬」と一言詫びながら彼女の近くまで歩み寄って帽子を拾い、軽く雪を払ってそれを頭に被った。
すると彼女は無遠慮なほど僕に顔を近づけ、互いに吐く息が重なるような距離で僕の帽子をしげしげと眺める。日頃そんな身近に他人の温度を感じたことのない僕は、臆したように一歩後ろに下がると、逃げ去るように暇乞いをして医院を後にした。

「失礼しました・・・」
「・・・またね、」

その言葉を額面通りに受け取ったわけではないけれど、「またね」と言って手を振っていた彼女の儚げな様子が四六時中頭から離れず、数日後、僕はまたあの病院の門をくぐった。


(つづく)


んん、ちょっと短いかな・・・まあいいか。
先日下の子が喘息の発作で入院しまして、簡易ベッドやら点滴の交換の音やらで眠れなくて、そのときにばばばーっと書いた短い話です(何してんねん)。ユノさん小児科医なのはそのせい・・・安直安直。

160223_soul.jpg
ちなみにゆちはこの服のイメージ♡若い頃のゆちは水色がすごく似合ってますよね♡♡

また細かいところつめながらの更新なのでノロノロになりそうですが、おつきあいいただければ幸いです。

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[2016/02/23 20:32] | 雪流し | トラックバック(0) | コメント(2) |
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コメント
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[2016/02/25 01:29] | # [ 編集 ]
ヒ**さん☆

タイトル、実はあまり意味わかってないんですが…ヒ**さんわかりますか?雪にちなんだタイトルがいいな~と思って、雪まつりはしゃぎすぎだろ、雪おろし重労働すぎだろ、何かないのか?って探してたら偶然見つけて、何かいいなと思って(;^ω^)

中学生はショタってほどじゃないかな~?まあ○○さえできる体であればいいんですが(,,>ω<,,)キャ♡

レイさんはたまたま中国の動画見てたら出てきて、そこで初めてEXOなんだと知った程度で、トンほどはまるってのはなかなかないですね~ゆちみたいにはまってるのが例外って感じで…

この韓服ゆち最高ですよね~♡♡色白のゆちに水色の組み合わせは至福…あーんからのおあずけも、チャの反応が究極にDTで萌え萌えしますです♡
[2016/02/25 10:39] URL | yuri #- [ 編集 ]
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