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Kiss 2 You
東方神起 2U/スキカップルの小説ブログです。 妄想と捏造で出来ています。
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ハルシオン・デイズ 2


人見知りで無口な僕と違い、兄は社交家で友人も多く、僕たちが兄弟だと知ると、誰もが本当に血の繋がりがあるのかと疑った。
クローンじゃあるまいし僕が兄と異なるパターンの遺伝子を引き継いだからといって何の不思議があるのかと僕はいつも苦々しく思っていたが、ひとり兄の友人だけは、初めて僕と会ったときに少し首をかしげて「何だか、似てるね」と笑った。
そうやって軽いやりとりを交わしたきりさっさと兄に連れられ部屋に入った彼の姿は、僕の冷めきっていた心にやけに深く影を落とした。


僕たち兄弟は高校進学を機に実家を出て2人で暮らしていた。
家はそう広くもなく、兄は普段あまり家に友人を呼ばなかったけれど、彼は何故か例外のようで、それからも度々来ているようだった。
一緒に住んでいるとはいえ僕たち兄弟はあまり話をする間柄ではなかった。というより、僕が無口だから兄も次第に僕を話し相手にするのを諦めたというのが実際のところだ。そんな状態だったから、彼への興味は日増しに増幅するものの、詮索するのも下心を見透かされそうで憚られ、僕はただ彼がリビングを通って兄の部屋に出入りするのを眺めるだけだった。



夏休みが終わり、彼岸が過ぎると、クーラーをいれなくても過ごしやすい日が続いた。本でも読もうかとリビングの風通しのいい窓際に肘掛椅子を移動させ、ふと、兄の部屋の扉が音もなく微かに風に揺らいでいるのが目に映った。

あまり動作が丁寧でない兄のことだから、扉をきちんと閉めないくらいさほど珍しいことでもなく、普段なら気にも留めないことだけれど、その日はまた彼が来ていて、僕は彼がどうしているのか気になり、扉の隙間から遠目に部屋の中を覗った。

部屋の中ほどに置かれた卓袱台で、2人は肩を並べて受験勉強をしていた。と言っても、兄は卓袱台に突っ伏して、辞書を枕にして寝ているようだった。きっと、いつもどおり子供のようにだらしなく口を開いて。
その隣にいる彼も、勉強がはかどっているとは言えず、ペンを持つ右手も参考書に添えた左手も一切動いていない。
休憩しているのかと思ったけれど、彼は隣の兄の寝顔を愛しそうに眺めていた。
兄の寝顔は、決してうっとりできるようなものじゃないのに・・・
そうして、彼は眠っている兄の頬に、そっと唇を寄せた。


(つづく)


何かまたチャが覗き見・・・私のチャのイメージって・・・

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[2015/11/13 02:03] | ハルシオン・デイズ | トラックバック(0) | コメント(2) |
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コメント
このコメントは管理人のみ閲覧できます
[2015/11/13 23:54] | # [ 編集 ]
ヒ**さん☆

13日の金曜日だったんですね、どおりで、昨日のダンナの会社傾きかけ発言に背筋が凍りました←

まあユンゼはわからんでもないんですけどね~ユチがいなかったらガチでありえると思います、ジェーさんマジでユノのこと好きでしょう~?♡っていう表情可愛いですし♡
ホミンはもうただただ╭(°A°`)╮ポカーンです・・・

んふ~兄弟一つ屋根の下なので~いろいろありそうですよね♡
てかユノユチョのいちゃいちゃをチャが覗き見ってそれ緑陰でもやってたやん、と今更ながらに気づきました、毎度ワンパターンですみませぬ。
[2015/11/14 15:28] URL | yuri #- [ 編集 ]
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